作文部門 文部科学大臣賞—低学年の部—

受賞者の言葉

青森県七戸町立 城南小学校
3年 工藤 海音
「ぼくとおばあちゃんの俳句生活」

「文部科学大臣賞? なにそれ?」
 これが、ぼくが受賞のほうこくを初めて聞いた時の正直な感想です。とてもすごいことだということはなんとなく分かりましたが、こんなに大さわぎになるなんて、この時は思ってもみませんでした。
 学校へ行くと、先生がクラスのみんなに、「海音君の作文が、文部科学大臣賞になりましたぁ。」と、大よろこびでほうこくしてくれました。中には「モンブラン賞? 何それ?」と、ぼくみたいに、すぐにはぴんとこない友だちもいましたが、それが日本一の賞だと知ると、教室中が、ものすごい拍手とおめでとうの声につつまれました。一万人の中からえらばれたのだと聞いて、ぼくもおどろいてしまいました。給食の時間は、牛乳でかんぱいして、いわってもらいました。ろうかで会う先生方みんなが、「海音君、おめでとう。」と、ほめてくれました。そのたびに、「すごいことなんだ。」と、だんだん実感がわいてきました。
 作文を書いたのは夏休み。他の宿題もたくさんあったので、正直言うと大変で、とちゅうでなげだしたくなりました。でも、あの時やめてしまわなくて本当によかったと思いました。
 表しょう式には、校長先生、阿部先生、お父さん、お母さん、そして、ぼくの作文の主役「おばあちゃん」も来てくれました。たくさんの人の前で作文を朗読するのは、すごくきんちょうしたけれど、大きな声で、ゆっくり朗読することができました。先生も、「今までで一番上手だったよ。」とほめてくれたので、すごくうれしかったです。
 これからも、おばあちゃんとの俳句生活を楽しみながら作文を書き続けていきたいです。本当にありがとうございました。
 ここで一句。
『賞もらい 春にきぼうが ふくらむよ』