作文部門 文部科学大臣賞—高学年の部—

受賞者の言葉

宮城県本吉郡南三陸町 入谷小学校
6年 三浦 なぎさ
『私のランドセル』

 このたびは、文部科学大臣賞というとても素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。
 受賞の知らせは、学校で聞きました。先生から知らされた時は、まさかの話で何が起こったのかわからず、本当に驚きました。家に帰ってから、父と母に伝えると、とてもびっくりした様子で、大きな声を上げて驚いていました。友達からも「すごいね。」「良かったね。」と温かい声を掛けてもらいました。実感は湧きませんでしたが、周りのみなさんがうれしそうに喜んでくれるので、私もだんだんとうれしさがこみ上げてきました。
 作文は、夏休みに書きました。小学校最後の夏休みに何を題材に書こうか悩んでいたときに、
「六年間大事に使ってきた、このランドセルについて書いてみたらいいんじゃない。」
と母に言われ、私もそれがいいと思い、鉛筆を手にしました。(六年間背負ってきた今だからこそ書けるかな。)と思いました。
 入学したばかりの頃は、入学するはずだった小学校ではない学校に入学することになったので、知っている友達が周りにいなくて学校に行きたくない日もありました。しかし、いつでもこのランドセルが勇気とパワーを与えてくれたので、どんどん友達とも仲良くなり、学校が好きになりました。今も入谷小学校が大好きです。
 私は、もうすぐ中学生になり、ランドセルは使いませんが、これからもこのランドレスは大事にとっておきたいと思います。
 作文の最後に、「たくさんの楽しい思い出をつめこんで、卒業式の日をむかえたいと思います。」と書きましたが、今もその思いは変わりません。小学校生活もあと十五日間です。友達との楽しい思い出を一つでも多くこの大切なランドセルにつめこんで、感謝の気持ちとともに笑顔で卒業式をむかえたいと思います。
 今日は本当にありがとうございました。(表彰式でのあいさつより)