作文部門 文部科学大臣賞—低学年の部—

受賞者の言葉

石川県金沢市 西小学校
3年 岩上 花恋
『とべとべ!私のカエデがた竹とんぼ~カエデのたねの落下の原理をいかしたよくとぶ竹とんぼを作ろう~』

 私の科学研究が文部科学大臣賞というすばらしい賞に選ばれ、とてもうれしく思っています。受賞を聞いたときは嬉しい気持ちと同時に、研究してきた時の大変だったことを思い出しました。作品をしあげるまでにとても苦労したので、それをみとめてもらえたことが本当にうれしいです。
 この研究は、2年生の時の研究がきっかけになっています。全校集会であった校長先生の物の落下についての話にきょうみを持ちました。そこで、夏休みには、自ぜんの中でのたねの落下の仕方について研究しました。この研究では、カエデのたねがくるくるよく回転して落ちていくことが分かりました。そしてよく回るカエデのたねほど落ちる速さが遅いことも分かりました。3年生の今年の夏、セミがとぶために必要な羽がカエデのたねのようにくるくる回って落ちることを発見しました。そこで、セミの羽やカエデのたねのような形を生かして竹とんぼを作ればよくとぶのではないかと研究を始めました。まず、カエデのたねの形をよく調べ、よくとぶ形を見つけてもけいを作りました。これがなかなかうまくとばず、とても大変でした。そざいを変えたり、おもりを変えたり、何をしてもだめでした。そこでもう一度、カエデのたねとセミの羽をかんさつしてみることにしました。すると2つにきょう通点があったのです。どちらにもすじがあったのです。そこで、さっそくもけいにすじをつけてみました。するとなんとせいこうしたのです。このことから私は、かんさつすることの大切さを知りました。この後もむずかしいことをいくつも乗りこえてついにカエデのたねがた竹とんぼがかんせいしました。そして市はんの竹とんぼよりもよくとんだ時は、思わずガッツポーズをしました。
 今回の研究もそうでしたが、自ぜんのなかにはたくさんのちえや工夫がかくれています。自ぜんの生き物たちが長い年月をかけて作ってきた生きるちえにふれるとワクワクします。これからも色々なものにふれて、よくかんさつして、何故?どうして?とふしぎに思う気持ちを大切にしていきたいです。