IMETSフォーラム2023
第49回 教育工学研修中央セミナー
今年度は終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
主催:公益財団法人才能開発教育研究財団
共催:一般社団法人日本教育情報化振興会 (JAPET&CEC)
後援:文部科学省、東京都教育委員会、港区教育委員会
協賛:日本教育工学協会(JAET)
研修主題
『1人1台端末を活用した探究的な学びと
子どものリフレクション』
会場 :
港区立小中一貫教育校 赤坂学園 赤坂中学校
会場 :
港区立小中一貫教育校 赤坂学園 赤坂中学校■今年度のIMETSフォーラムは、無事終了いたしました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。■
一般参加者の募集は、お問い合わせフォームよりお申込みください。
参加費:2日参加 12,000円(税込) / 1日参加 7,700円(税込)
※教育委員会より参加の方は、専用のフォームからお申込みください。
~お問い合わせフォームの入力について~
・件名に「IMETSフォーラム」・内容に「申込み」 とご入力ください。
※申込・振込 期限:【7月20日(木)15時】 まで
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お知らせ
ABOUT
IMETS FORUM
IMETS フォーラムとは
IMETSフォーラムは1973年より、文部科学省や東京都教育委員会ほか諸教育関連団体の後援のもと主催しています。 教育工学を中心に、最新の教育テーマを取り入れた実践的な研修は非常に高い評価を受けております。 本フォーラムでは、研修テーマ(主題)を設定しており、その研修主題に示したねらいを達成するために、個人および組織(学校全体)として、今後何を、どのように取り組むべきか、参加者それぞれが主体的に考えるための研修とすることを目指しています。
DATE AND TIME
IMETSフォーラム2023 プログラム
一般参加者のお申込みはお問い合わせフォームから!
7月26日(水)
講演
【基調講演】1人1台端末を活用した子どものリフレクション
講演
【特別講演】探究的な学びとICT
講演
【特別対談】戸田市の教育改革 ~令和の日本型学校教育の実現に向けたICTの利活用~
ワークショップ
【ワークショップ】ICTを活用した授業づくりなど、5つのワークショップを実施
7月27日(木)

吉崎 静夫
肩書
日本女子大学 名誉教授
プロフィール
日本女子大学名誉教授、笠間市教育委員、学術博士(大阪大学)。
専門は、授業研究や教師研究を中心とした教育工学、教育心理学。
主な著書は、『教師の意思決定と授業研究』ぎょうせい、
『デザイナーとしての教師、アクターとしての教師』金子書房、
『事例から学ぶ 活用型学力が育つ授業デザイン』ぎょうせい。

白水 始
肩書
国立教育政策研究所 総括研究官
プロフィール
国立教育政策研究所総括研究官,一社)教育環境デザイン研究所理事兼任。
今後の教育のための授業法,評価,教師支援,ICT・データ活用を一体的に研究する。
近著に『対話力』東洋館出版など。

戸ヶ﨑 勤
肩書
戸田教育委員会 教育長
プロフィール
小中学校校長、戸田市および埼玉県教育委員会指導主事などを経て2015年より現職。
現在、第12期中央教育審議会委員。
その分科会である初等中等教育分科会、教育課程部会、教員養成部会、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会のなどの委員や、文部科学省の「令和の日本型学校教育」を推進する地方教育行政の充実に向けた調査研究協力者会議の委員など幅広い教育カテゴリーの委員を務める。

髙橋 良祐
肩書
元港区 教育長
プロフィール
東京学芸大学教育学部数学科卒業後、小学校教諭に。東村山市立秋津東小学校、世田谷区立東大原小学校を経て、町田市
立鶴川第三小学校の教頭に。その後、中央区教育委員会・指導主事、港区教育委員会・指導室長、東村山市立化成小学校
校長職を経て、港区教育委員会の教育長に就任。教職経験を生かし、ICTや英語教育、国際学級など、教育改革に取り
組む。2012 年 10 月に退職。
2013年4月から、学研ホールディングスの特別顧問、学研教育総合研究所の客員研究員に就任。
2018年4月から、日本モンテッソーリ教育綜合研究所 所長に就任。
豊富な経験から適切な
アドバイスなどを発信している。

西田光昭
肩書
柏市教育委員会指導課 教育研究専門アドバイザー
プロフィール
千葉県公立小学校教諭、千葉県柏市教育委員会指導主事、千葉県公立学校教頭、校長を勤め、2017年4月より、柏市教育委員会 教育専門アドバイザー。日本教育工学協会(JAET)理事。
「情報モラル研修教材」(教員研修センター)「情報モラル指導者研修ハンドブック」(文部科学省)等の実践事例や、研修教材の作成に携わってきている。
令和4年度文部科学省 学校DX戦略アドバイザーとして、複数の自治体にGIGAスクール構想への取組について体制作り、ルールの策定などの支援を実施。

村川 雅弘
肩書
甲南女子大学 教授
プロフィール
大阪大学助手、鳴門教育大学大学院准教授・教授等を経て現職。
研究開発学校企画評価委員など文科省関連委員多数。
主な図書は、『ワークショップ型教員研修 はじめの一歩』『子どもと教師の未来を拓く総合戦略55』等、著書多数。

寺島 絵里花
プロフィール
日本の子どもたちやティーンエイジャー、保護者のメディア情報リテラシーの意識向上とデジタル機器の使用改善に情熱を注ぐ。
学術的な知識と親としての実体験を併せ持ち、メディア情報リテラシー教育の啓蒙活動、研究を行う。
行政、企業、親、子ども、学生を対象とした講演、ワークショップ、研修などを行っている(過去5年間で500回以上、8万人の参加者)。

宇治橋 祐之
プロフィール
幼保向けから小中高等学校向けの各教科・領域の学校放送番組、教育情報番組・ドキュメンタリーなどを制作。現在は教育とメディアに関する調査・研究を担当。全国各地で教員研修や大学のゲスト講師などを担当。

榎本 竜二
肩書
中央大学 非常勤講師
プロフィール
システムエンジニアから都立学校の教員となり、東京都教育センターで専門教育主事、東京女子体育大学 准教授を経て現在は中央大学 非常勤講師。
著書は高校教科書「情報Ⅰ」(東京書籍)等多数。

八釼 明美
肩書
愛知県知多市立旭東小学校 教頭
プロフィール
愛知教育大学卒業、同教職大学院修了。
幼小接続やカリキュラム・マネジメント等の研究に携わる。
「GIGAすごろく開発研究会」代表を務める。
主な図書は、『これからの教育課程とカリキュラム・マネジメント』等、論文や著書多数。
対面
講習テーマ【基調講演】1人1台端末を活用した子どものリフレクション
講師

吉崎 静夫
肩書
日本女子大学 名誉教授
講演概要
VUCAな時代を生きる子どもたちに求められる資質・能力の1つとして、リフレクション能力を取り上げる。
そして、1人1台端末を活用した授業で子どもたちがどのようなリフレクションができるのかを、具体的な実践事例にもとづいて考える。
対面
講習テーマ【特別講演】探究的な学びとICT
講師

白水 始
肩書
国立教育政策研究所 総括研究官
講演概要
「探究的な学び」と言うと、何か特別な学びのことを指すような気がします。けれど、本来、すべての学びは探究的であるはずです。
「学問」が「問いを学ぶ」と書くように、学びは本来分かって初めて次の問いが見え、その問いの解決がまた次の問いを可能にする—そんな過程であるはずです。
講演では、この学びの探究的な性質について体験も含めて理解を深めた上で、そこへのICTの活用の仕方を考えます。
対面
講習テーマ【特別対談】戸田市の教育改革 ~令和の日本型学校教育の実現に向けたICTの利活用~
講師

戸ヶ﨑 勤

髙橋 良祐
肩書
戸ヶ﨑 勤:戸田教育委員会 教育長
髙橋 良祐:元港区 教育長
肩書
先行き不透明な現代において、子供たちには、現在と未来に向けて、自らの人生を切り拓く力が求められている。
日本の学校教育を新たなる高みへ導く「令和の日本型学校教育」の実現のため、ICTをマストアイテム化するPBLの学びやSTEAM教育の基盤づくりなど、戸田市教育委員会が取り組んできた産官学の連携による最先端の知のリソースを活用した教育改革を語る。
対面
講習テーマ【ワークショップ】ICTを活用した授業づくりなど、5つのワークショップを実施
講師

西田 光昭

久保 賢太郎

古賀 大吉

土居 麻貴

三ツ井 結子

野口 雄毅

松本 勝
授業づくりに関するワークショップを含む、5つのワークショップ(120分)を実施いたします。
①◆『情報活用能力に支えられた学び』 講師:柏市教育委員会指導課 教育研究専門アドバイザー 西田 光昭
基盤となる資質能力とされている情報活用能力を身につけ、生かしていく学びはどのようなものになるのでしょう。初めに教育の情報化の歴史の中でどのように取り上げられてきたのかを踏まえて、情報活用能力について理解を深めます。演習では、小学校、中学校、高等学校の、日常的に1人1台端末が活用されている様子の動画から、情報を得たり、整理比較したり、わかりやすく発信伝達したりする場面を、情報活用の過程を踏まえて見出し整理をしていきます。また、個別の学びを深めることと協働的な学びがどのように行われているかという視点からも、情報活用能力がいかされている場面を整理します。最後に、演習の中で情報活用能力の状況を振り返り、情報活用能力が学びを支えていることをまとめます。
②◆『教師と一緒に考える運動・スポーツを通した探究活動』 講師:東京学芸大学附属世田谷小学校 久保賢太郎
答えや答えの出し方を教わって終わりではなく、学習者自身が問いや課題をもったり、それらをより高次なものにしていったりする。こうした、探究的な学びの実現は、これからの教育における喫緊の課題であると言えるでしょう。その実現のためには、学習者自身がAARサイクル(見通しをもつ・活動する・振り返る)を駆動すること、そしてそれを保証する学習環境デザインが欠かせません。
このワークショップでは、SPLYZA Motion、SPLYZA Teamsというアプリケーションを使った、体育授業における探究的な学びの在り方について提案します。次に、実際にこれらのアプリケーションを使い、運動パフォーマンスを分析したり、考察したりといった授業中の一場面を体験していただきます。その上で、探究的な学びを支える教師/指導者の専門的力量について一緒に考えていきます。テクノロジーを活用することで、運動という「見えない世界」を「見える化」することは、学習者自身が見通しをもつための手がかりになると同時に、振り返りの質を向上させます。それを実感していただきながら、探究的な学びを実現するためのヒントについて考えることで、皆さんの今後の実践の一助になればと考えています。 (協力:(株)Gakken / (株)SPLYZA)
③◆『chatGPTを使った授業づくりと学びの未来を考える』 講師:(株)教育ネット 古賀 大吉
本セミナーでは、学校の業務でChatGPTを活用する際の実践的な方法を提案します。
AIを使った校務支援や、エクセル作成の支援、そして子どもたちの興味関心や理解度を向上させる教材としての活用方法をお伝えします。明日から使えるプロンプトを記載したガイドブックを提供いたします。 (協力:(株)教育ネット)
④◆『教師も児童・生徒もいつでも簡単に使える!インストール不要のデジタル教材の体験』 講師:東京都・高等学校 非常勤講師 三ツ井 結子 / (株)サンワ 土居 麻貴
学習指導要領に則ったデジタル教材『レポクラフト』でコマ撮りアニメが簡単に作成できる『アニコマ』を使用したワークショップになります。
今回のワークショップで使用するデジタル教材は、QRコードを読み込むだけでスタートでき、先生が授業中にワークシートを全員に送信したり、児童/生徒の進捗をその場で確認することができます!また先生の管理機能も備えています。
児童の提出物や作品の進捗確認、フィードバック、評価の手助けにもなります! 今回のワークショップは、児童画面用QRコードでログインして頂き実際に体験をして頂きタブレット授業のご参考にして頂けますと幸いです。
(協力:(株)サンワ)
⑤◆『授業実践の革新:VISITS formsを活用した効果的な学校授業のデザイン』 講師:南房総市立富山中学校 野口 雄毅 / VISITS Technologies株式会社 松本 勝
VISITS formsは、日米特許CI(コンセンサス・インテリジェンス)技術を用いた、従来の意見収集・結果分析の手法を変革するオンラインアンケートツールです。匿名での意見出しと評価を通じて、単なる多数決ではなく「最も信頼度の⾼い回答」を抽出することで、大人数での議論をより高度に効果的に実施できます。
ワークショップでは、実際にVISITS formsを体験していただきながら、学校の授業実践にどのように活用できるかを具体的な事例を交えてご紹介しつつ、参加者の皆さんとご一緒に、授業の質を向上させるより効果的な学校授業のデザインを考えていきたいと思います。 (協力:富士通Japan株式会社)
対面
講習テーマ【特別講演】GIGAスクール構想のよりよい実現のための学校と家庭の連携
講師

寺島 絵里花
肩書
一般社団法人日本メディアリテラシー協会
講演概要
1人1台端末の更なる活用を進めていくには、端末を家庭にも持ち帰り、家庭学習でも活用していくことが重要です。
便利な道具として、保護者やこどもたちのに日常に溶け込んでいるような使い方と学校との連携について事例とともにお話いたします。
対面
講習テーマ【特別ワークショップ】GIGAスクール構想実現のためのカリキュラム・マネジメントの考え方・取り組み方
講師

村川 雅弘

八釼 明美
肩書
村川 雅弘:甲南女子大学 教授
八釼 明美:知多市立旭東小学校 教頭
【リレー講話】10:25~11:55
【GIGAすごろくワークショップ】13:15~14:25
【パネルディスカッション】14:25~14:45
GIGAスクール構想は、資質・能力の一つである情報活用能力の育成のために進められている。この資質・能力の育成にとどまらず、個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実を図るためには、各学校におけるカリキュラム・マネジメントの推進とそのための研修の工夫・改善が求められる。
授業づくりはもちろんのこと、背景や取組を理解した上で、管理運用、探究的利活用、業務改善につながるICT活用の考え方や具体を「すごろく」を通して体験的・対話的に学ぶ。
対面
講習テーマ【事例発表&パネルディスカッション】教育の質的保障と働き方改革 ~1単位40分授業と週3日5時間授業の取組を通して~
講師

【司会】村川 雅弘

【パネリスト】渡部 裕也

【パネリスト】古橋 雅文

【パネリスト】直井 健治
講演概要
コロナ感染症対策は落ち着きをみせたものの、学校現場は新学習指導要領の実施、そのためのカリキュラム・マネジメントの実現及びGIGAスクール構想が進められ、その一方で働き方改革が求められている。
目黒区の「1単位40分授業」と守谷市の「週3日5時間授業」の取組から、学校のカリキュラム・マネジメントを支える地方行政レベルの役割、効果的な授業づくりのあり方、そして工夫のより生み出された時間活用について共に考える。
対面
講習テーマ【選択ワークショップ】午前の部
講師

榎本 竜二

佐藤 敦子

安里 姿子

浅井 香穂

三ツ井 結子

土居 麻貴
ワークショップ概要
授業づくりに関するワークショップを含む、4つのワークショップ(90分)を実施いたします。
プログラム
A-①◆『GIGA時代の情報活用能力の育成 ~小学生でも大学入試問題が解ける?~』 講師:中央大学 非常勤講師 榎本 竜二
2025年の大学入学共通テストには「情報」が新設され、試作問題にはQRコードのような誰もが知っているものの仕組みに関する出題がありました。実は小学生でも少し学べば解ける・・・と言ったら信じられますか。
プログラミング教育の根幹となる情報の科学的な理解を、「実はこう教えれば誰でもわかる」という体験をして、もっと知りたくなる、もっと自分で作ってみたくなる、情報活用能力の育成ができるワークショップです。
A-②◆『「読みのつまずきへの早期支援」多層指導モデルMIMを活用した具体的な指導と支援』 講師:逗子市立沼間小学校 特別支援学級担任 佐藤 敦子/通級指導教室担当 安里 姿子
多層指導モデルMIM(ミム)は、初期の「読み」の指導における最大の難関である「特殊音節」に焦点を当て、文字や語句を正しく読んだり、書いたり、なめらかに読んだりすることをめざす指導モデルです。月1回の客観的なアセスメントテストと連動した指導法(トレーニング)で、子どもが学習につまずく前に、また、つまずきが深刻化する前に、指導・支援を行うことを目指しています。
今回のセミナーでは、MIMを活用した具体的な取り組み事例をご紹介します。また、指導をより効果的に行うためのデジタル版MIMの活用についてもご紹介します。「読みにつまずきのある子への具体的な支援方法を知りたい」、「多層指導モデルMIMをもっと活用したい」という先生方へ向け、2学期からすぐに実践できる具体例を盛り込んだセミナーです。
(協力:(株)Gakken)
A-③◆『ネット利用の現状と保護者との協働 ~1人1台時代の情報モラルを考える~』 講師:(株)教育ネット 浅井 香穂
1人1台端末時代のいま、ICTの活用を進めていく上では、保護者の理解とサポートや外部人材の活用なども大切であると考えます。
本セミナーでは、保護者も巻き込んだ情報モラル教育の事例紹介や教育ネットが実施した2022年度ネット利用実態調査の結果からみえる子ども達の現状をお伝えします。
また、参加される先生方とICT活用を進める上での課題を整理し、課題に対する解決方法を一緒に考えたいと思います。 (協力:(株)教育ネット)
A-④◆『教師も児童・生徒もいつでも簡単に使える!インストール不要のデジタル教材の体験』 講師:東京都・高等学校 非常勤講師 三ツ井 結子 / (株)サンワ 土居 麻貴
学習指導要領に則ったデジタル教材『レポクラフト』でコマ撮りアニメが簡単に作成できる『アニコマ』を使用したワークショップになります。 今回のワークショップで使用するデジタル教材は、QRコードを読み込むだけでスタートでき、先生が授業中にワークシートを全員に送信したり、児童/生徒の進捗をその場で確認することができます!また先生の管理機能も備えています。児童の提出物や作品の進捗確認、フィードバック、評価の手助けにもなります! 今回のワークショップは、児童画面用QRコードでログインして頂き実際に体験をして頂きタブレット授業のご参考にして頂けますと幸いです。
対面
講習テーマ【選択ワークショップ】午後の部
講師

宇治橋 祐之

榎本 竜二

佐藤 敦子

安里 姿子

渡邉 香月
ワークショップ概要
授業づくりに関するワークショップを含む、4つのワークショップ(90分)を実施いたします。
プログラム
◆『NHK for Schoolを活用した授業と家庭学習のデザイン』 講師:NHK放送文化研究所 主任研究員 宇治橋 祐之
小中学校の学年・教科に対応した90シリーズ、2100本に及ぶ番組、そして知識定着や調べ学習をサポートする7000本の動画クリップ。全国の教育現場で利用されているNHK for Schoolを、一人一台端末を活用して、授業と家庭学習でどう連携させてデザインすればよいのか。全国のさまざまな事例もみながら考えていく。
◆『子どものリフレクションを考えた情報モラル教育』 講師:中央大学 非常勤講師 榎本 竜二
1人1台を家庭へ持ち帰ることによって、子どもたちは様々なネットトラブルに巻き込まれています。子どもは深く考えず行動をしてしまいがちです。ネットの情報を読めばすぐ信じ、よく考えずに文章や写真を投稿し、影響や反響を予測していません。
これらは禁止教育や教え込み、海外から引っ張ってきた急ごしらえな思想では防ぐことができません。そこで、日本の現状に最も適した情報モラル教育を考えていきます。
◆『「読みのつまずきへの早期支援」多層指導モデル MIMを活用した具体的な指導と支援』 講師:逗子市立沼間小学校 特別支援学級担任 佐藤 敦子/通級指導教室担当 安里 姿子
多層指導モデルMIM(ミム)は、初期の「読み」の指導における最大の難関である「特殊音節」に焦点を当て、文字や語句を正しく読んだり、書いたり、なめらかに読んだりすることをめざす指導モデルです。月1回の客観的なアセスメントテストと連動した指導法(トレーニング)で、子どもが学習につまずく前に、また、つまずきが深刻化する前に、指導・支援を行うことを目指しています。
今回のセミナーでは、MIMを活用した具体的な取り組み事例をご紹介します。また、指導をより効果的に行うためのデジタル版MIMの活用についてもご紹介します。「読みにつまずきのある子への具体的な支援方法を知りたい」、「多層指導モデルMIMをもっと活用したい」という先生方へ向け、2学期からすぐに実践できる具体例を盛り込んだセミナーです。
(協力:(株)Gakken)
◆『1人1台端末活用での探究的な学びに必要なタイピングスキルの調査報告』 講師:(株)教育ネット 渡邉 香月
本セミナーでは、令和4年度に2回実施したタイピングスキル調査の結果報告を行います。また、端末を活用した探究的な学びを進めるにあたって必要なタイピングスキルの指標についてもご説明します。
ワークショップでは、調査結果から見えた状況に対しての課題や、スキル指標についてのディスカッションを実施します。(協力:(株)教育ネット)
アーカイブ
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