福井県 福井大学教育学部附属義務教育学校 3年
木村 百花
作り上げ、
発表する中で
得るもの
表現する力と、思考する力、
この力を育てれば、
子どもたちの才能は開花する
新型コロナの影響が続く中ではありますが、このような状況においてこそ、児童の才能を発見し、育てていく当コンテストの役割は大きいと考え、令和4年度もコンテストを開催いたします。全国の学校からの多数のご応募をお待ちしております。
なお、応募に際しましては、個人応募ではなく、学校を通じてご応募くださいますよう、お願い申しあげます。
PICK UP
全国児童の豊かな感性・情操
基礎学力
文章による表現、
コミュニケーション能力
創造的な表現力
科学的な思考力
小学生の
文化的・科学的才能の育成をめざす
昭和38年の制定以来、全国児童の「豊かな感性・情操」、基礎学力である「文章による表現、コミュニケーション能力」「創造的な表現力」「科学的な思考力」を育て、小学生の文化的・科学的才能の育成をめざすことをねらいとしてる事業です。
Award
受賞者の言葉
大臣賞(高学年の部)
文部科学大臣賞を受賞したことを知ったとき、ぼくは、とびはねるくらいにうれしくなりました。この作文を書けたのは、これまでじいちゃんとばあちゃんが、ずっとそばにいてくれて、ぼくをたくさんかわいがってくれたからだと思いました。
じいちゃんとばあちゃんに受賞の報告をしたとき、じいちゃんとばあちゃんは、「本当にそんなすごいことあるの。」と、ぼくに何度も聞き返し、とても驚いていました。そして、「すごいね、すごいね。」と、喜びながら何度も繰り返し言ってくれました。
ぼくは、今もじいちゃんとよく話をします。以前より、話す時間が長くなったり、宿題もそこでしたり、おやつも一緒に食べたりと、じいちゃんのそばにいる時間が長くなりました。夏の終わりには一緒にさつまいもの収穫もできました。じいちゃんは、よくぼくに、「浩裕がいるから、元気でいられるよ。」と言います。ぼくのほうこそじいちゃんのおかげで元気でいられると思っています。
今まで当たり前のように過ごしてきた日々がとても大切なものだったと実感した今、この幸せな日々が来年も再来年もずっと続いてほしいと思います。
富山県入善町飯野小学校 6年 笹島 浩裕
受賞者の言葉
大臣賞(低学年の部)
しょうをもらったことを一番知らせたかったのは、ひょう本にしたキタキチョウです。もっとおいしいみつをすえたり、けっこんしたり、楽しいことがあったかもしれないのに・・・。自分の勝手で大切な命をうばってしまいました。
「ごめんね。本当にありがとう。」
ひょう本箱のガラスをそっとなでて、心からお礼を言いました。
このしょうをもらえたのは、自ぜんしはく物館の先生のおかげです。わたしは生き物が大好きで、じっくりかんさつしていると「なんでだろう」と思うことがたくさん出てきます。そんな時、はく物館の先生は、いつもヒントをやさしく教えてくれます。
これからも「どうしてなんだろう」とふしぎに思うことを、もっとたくさんの本を読んだりインターネットで調べたり、先生に聞いたりして、はく物館の先生のような生き物はかせになりたいです。
福井県福井大学教育学部附属義務教育学校 3年 木村 百花
受賞者の言葉
大臣賞(高学年の部)
私は、1年生の時からずっと、夏休みの思い出を絵に描き、『才能開発コンテスト』に応募してきました。今までに2度、佳作賞を頂きました。その時から、「他にはどんな賞があるのだろう?」と思っていました。
今回、先生から「草津温泉がすごい事になったよ。文部科学大臣賞というすごい賞を受賞したよ。」と聞き、才コン美術館を見たら、私の絵がのっていました。とてもおどろきました。両親や祖父母が喜んでくれたので、どんどんうれしい気持ちがわいてきました。
この作品では、温泉の色・はく力・湯気の様子が伝わるように何色も絵の具を混ぜて色を作りました。絵の具以外にクレヨンや色えん筆を使い、色を重ねました。筆だけでなく、スポンジやティッシュなども使いました。旅行の事を思い出しながら楽しく描けました。
私の想いを理解し、作品を評価してくださった審査員の方々、いつも指導してくださる先生達に感謝しています。本当にありがとうございました。
これからも、自分の目で見たこと、心で感じたことを絵に描いていきたいと思います。
埼玉県川口市戸塚綾瀬小学校 5年 田中 晴
受賞者の言葉
大臣賞(低学年の部)
わたしは、夏休みのとても暑い日に、おとうとといっしょにおじいちゃんの家に行った思い出を絵にしました。新型コロナウイルスのえいきょうで、あまり出かけることができなかったので、よく弟と自転車でおじいちゃんの家に行きました。わたしの家の前には、長くて急な坂道があります。その坂道を自転車で登るところを絵にしました。登っている所を絵にするのはむずかしかったけれど、顔の表情や、色のぬり方などを工夫してがんばってかきました。わたしはちいさいころから、お母さんとお絵かきするのが好きで、思い出に残ったことをすぐに絵にかいていたそうです。その絵を見ると、家族で楽しくすごした思い出を思い返せて、いつも楽しくなります。今回は、すばらしい賞をいただいて、本当にうれしいです。ありがとうございました。
滋賀県湖南市石部小学校 3年 東 あいび
受賞者の言葉
大臣賞(高学年の部)
雲があるから空は美しい。
空に夢中になったきっかけは、幼稚園の時に見た紫色の夜空でした。「紫色の空になると雨が降ってくるのはなぜだろう?」
観天望気を始めたのは2年生からでしたが、面白い雲に出逢うたびにわくわくして、一期一会の雲がどんどん好きになっていきました。好きになるほど新しく「?」も増えました。私の「?」は大抵本にのっていません。知りたいのは結果ではなく、そうなるまでの過程だからです。
山や海、身近なあれこれが空や雲とつながっていて、それが「?」につながっていることを教えてくださった齋藤賢之輔先生、研究の幅が広がりました。ありがとうございました。見守ってくれた家族にも感謝でいっぱいです。
大好きな空と雲の研究ですばらしい賞をいただき、本当にうれしいです。「?」が出てくる限り私の研究は続きます。雲があるから空は美しくなる! 一人でも多くの人が空を見上げ、雲を楽しむきっかけとなりますように。
兵庫県神戸市本山南小学校 6年 一村 花音
受賞者の言葉
大臣賞(低学年の部)
ぼくはブランコであそぶことが大すきです。公園でお父さんとブランコであそんでいる時に、二人で一しょにこぎはじめたのに、ぼくの方が先にもどってきたのでどうしてだろうとふしぎに思ってブランコのひみつが知りたくなりました。
夏休みに入って何ども公園に行き、家ぞくみんなでブランコにのりました。いろいろなのり方で何回も時間をはかるのは大へんだったけれど、みんなでじっけんができて楽しかったです。さいしょのころはぼくがよそうしたことがあっていなくて、「なんでだろう?」「どうしたらもどってくる時間がかわるかな?」と思っていました。でも、たくさんじっけんをしていく中で少しずつブランコのひみつがわかってきました。ブランコのもけいを作ったり、いろいろな公園でたくさんのブランコにのったりしてよそう通りのけっかが出て、「やっぱりあっていたんだ」とブランコのひみつが本当にあっているのかたしかめることができた時はすごくうれしかったです。
毎日すごくけんきゅうをしてつかれました。でも、家ぞくみんなでやったけんきゅうでぜん国一いがとれて家ぞくみんなでよろこびました。うれしかったです。これからもふしぎに思ったことはじっけんしたり、しらべたりしていきたいです。
岐阜県岐阜市城西小学校 2年 須田 康太
主催
公益財団法人 才能開発教育研究財団
後援
文部科学省全国都道府県教育長協議会全国都道府県教育委員協議会全国連合小学校長会公益社団法人 日本PTA全国協議会
協賛
株式会社学研ホールディングス