受賞作品展示 図画部門
令和2年度(第57回)受賞作品

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文部科学大臣賞(高学年の部)

かがやくホタル

青森県八戸市 根城小学校 4年

久慈 陽詩

審査員のコメント

 たくさんのホタルが夜空を飛び交い、美しい光を放っている様子が表されています。とてもすてきな経験をしたのですね。ホタルを手にそっと包んだ時は、きっと思わず声が出たことでしょう。ホタルがほのかに光る様子を丸い形や様々な色を使って工夫して表しています。また、夜を表す青の濃淡も、美しい画面をつくりだしています。自分が感じたことから表したいことを見付け、どのように表すかよく考えられた、自然の美しさを伝えてくれる作品です。
crown

受賞者の言葉

 私は「かがやくホタル」の絵をとても気に入っています。一番気に入っているのは、ホタルの光です。光がかがやいているように表現するため、明るく広がるにはどうしたらよいかを考えて描きました。かばんの中にかい中電灯があるのを思い出し、その光を参考にすることを思いつきました。光を観察すると白・黄色・青など、いろいろな色があることに気づきました。ながめていたら、以前に祖母と見たホタルのきれいな光を思い出しました。その時の光にそっくりになるといいなあと思って、がんばって描きました。
 文部科学大臣賞になったと聞いたときは、とてもびっくりしました。最初は、とてもうれしくなってどんどんうれしさがふくらんで、じまんしたくなりました。次に、何が何だか分からなくなりました。一生けん命考えたり、描いたりした絵を選んでもらって幸せです。
 作品を選んでくださったしんさ員の先生方、本当にありがとうございました。