受賞作品展示 図画部門
令和4年度(第59回)受賞作品

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文部科学大臣賞(高学年の部)

きらきらくもの町

徳島県 東みよし町立三庄小学校 5年

髙橋由衣花

審査員のコメント

 空を見上げて、「あの雲の上に、誰か住んでいるのかも」と思ったことから想像して表しています。手前にある看板には、青い鳥がとまっており、まるで夢の世界に誘ってくれるようです。画面全体に広がる雲からは、ふわふわした柔らかさを感じます。これまでに触れたことのある柔らかいものをイメージしながら、雲の影の色や、筆の動かし方を工夫していったのではないでしょうか。作者の豊かな感性が表れている夢のある作品です。
crown

受賞者の言葉

 ある日、先生がわたしに「夏休みに描いた絵が文部科学大臣賞をとったよ。」と教えてくれました。わたしが「それってすごい賞なんですか?」と聞くと「すばらしい賞ですよ。」と言ってくれて、わたしは「やった!」と思いました。
 わたしがこの絵で工夫したのは、かん板の上の青い鳥です。かん板から先に「きらきらくもの町があるよ。」と青い鳥が教えてくれているのを想像して描きました。その他にも、デパートのかべにチラシを描いたり、ビルのまどから中の家具が見えるように描いたり、街灯がぽっと光って見えるように工夫しました。また、くもの町の住人はつまようじを使って細かく描きました。
 わたしの絵を認めてくださったしん査員の方々ありがとうございました。そして、この賞をもらって一緒に喜んでくれた家族や親せき、友達にも感謝の気持ちを伝えたいです。